_雪の日の夜、ちっぽけな傘を差しつつトボトボと帰路についていた。あまりの寒さに
「あぁもう誰か後ろから鈍器でゴインと終わらせてくれねぇかなぁ」などと考えながら歩
いていた。家に着くと玄関のドアノブにビニール袋。「ぬ?ゴミ?いやがらせ?誰から
の?1969?ガッデム!」と直感的に考えたが確認してみたらそれはゴミになる前の
食料品だった。こー書くと感じ悪いな、要は差し入れ的な品物であった。「ぬ?プレゼ
ント?ご好意?誰からの?笠地蔵?笠あげてないぞ?」などと考えながら家に入り丹
念に中身を調べたら手紙。差出人はマボスさんだった。
「マボスさん」と書いたら10人中10.5人が「誰?」と思うこと請け合いなので説明する
と、東京サポの人だ。どんな人かと言えば、、良くいうと、良い意味でも悪い意味でも天
使の様な人だ。(人妻)悪く言うとマンガみてーな人だ。(人妻)そのダンナさまも負けず
劣らずマンガみてーな人なのでとってもバランスの良い台風みたいな夫婦なのだ。や、
いい意味での台風。ホントいい意味で。
手紙には大体こんな感じのことが書かれていた。
もっ へ
芋虫になったようで。芋虫ともなるといろいろ変態したり大変でしょうからこれでも食べな
さい。ウチもウチで大変ですよ。とかなんとか。
p.s.同封の犬のおやつは自分で食べたりしないでキチンと犬にあげなさい。
マボス
うーんと、マボス様、芋虫ではなくダンゴ虫です。生憎どんだけお待ち頂いても蝶とか蛾
とかにはなりません。せいぜいちょっと大きなダンゴ虫になる程度です。すみません。
しかし鈍器で殴られなかったものの強く胸を撃たれた私だったよ。ありがてぇ。やはり持つ
べきものは東京サポの友人知人信じるべきは東京の勝利っす。自分も自分にドンだけゆ
とりがないときでも他の仲間が困っていたらその困難を打開できるよう努力しようと思いま
した、ホント。ただ同封の犬のおやつはあまりにウマそうだったので、幸い犬が日本語を
読めないのをいいことに「えーオホン、このちっこいパン状のものも、当然の如くワシのも
のなのだが、オマエはこのごろ良い子なので、特別に半分あげる。」と犬に告げた。犬は
訝しげな目を私に向けながら、おやつを頬張った。案の定このおやつはヒトが食べても美
味かった。ごちそうさまです、マボス様。
ここでこないだinada様に鍋をご馳走になったことも合わせて書かねば片手落ちというも
のだ。inada様は私が落ち込むや否や、こちらの希望通り何も聞かずにただご馳走して
くだすった。ありがてぇ。感謝の念に耐えません。違う、絶えません。
御両名のご好意に感謝し、ここに、どんだけ腹が減ってても、御両名の飼ってる猫だけは
捕まえて食べたりしないことを誓います。昔のタヒチの人的には最大級に近い感謝の意。
どうかお受けあれ。
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