人気ブログランキング | 話題のタグを見る

小屋のあり方と経営事情   

2013年 04月 26日

芝居、上演中!

_対戦相手間違えてた!前回のエントリを読んで大分戦の時間にウッカリ仙台に行っちゃった
方、面目ない。なんて謝ったらいいか見当もつかないので最早謝りますまい。でもすみません。

小屋のあり方と経営事情_f0200141_12282251.png


本番を迎えてはや三日目の昼である。とても良い作品に仕上がっているのだが相変わらずチケッ
トの売れ行きはイマイチなので勿体ないから是非観劇を検討して頂きたい私だ。観たいけどお金
がないなーという方は個別に相談に乗らせて頂くのでご一報願う。
こんな時間にブログ書いているコトから判るように、今回の小屋入りの時間は総じて遅い。団体が
サボっているのではなく、小屋が本番3時間前より早くには開かないシステムらしい。私は生来の
ウッカリ者なので、早くから小屋に入って確認作業をしたり集中したりしないとなんかしらやらかし
てしまう。だからこの小屋のスタイルは正直苦手だ。現に昨日もバタバタしすぎて持っていなくては
ならないマラカスをしかるべきタイミングで持ち忘れて仕方なく口で「…チャッ!……チャッ!」と
言っていた始末だ。(どんな芝居だ?)関係者の方スミマセン。読んでないとは思うけど。しかし小
屋を責める気も無い。東京のいい場所で小屋を経営する大変さは想像に難くないからだ。皆さん
お芝居のチケット代が相対的に高いと感じるだろうか?感じた場合それは小屋代のせいである。
小屋代が高いのは東京の地価が高いからであり、地価の高い場所に劇場を作り維持することに
政府も企業も援助をしないからである。国に至ってはハコは作っても運営をする気が無いのでお
じいさんおばあさんしか使わない(予約等が不便すぎて使えない)立派な会館が増える一方だ。
TPPがどーしたこーしたと声高に叫ぶ農家の人々と同じように、舞台芸術関係の人々も叫ぶべき
なのだが、日々の暮らしと公演の追われてなかなかうまくもゆかぬ。せめてチケット代よりも価値
の高い作品を作ることで打開しようと思うのだが、いかんせん「お代は観てのお帰り」システムでは
ないので、観てもらえない。観てもらえないとチケット代以上のバリューが有るか無いか判ってもら
えない。堂々巡りなのだ。難しい話をしてしまったが平たく言うと

面白いのに売れてないからお願い観に来て!

って話。全ステージお席に余裕アリますDeath!今日はマラカス持って登場するゼ!見物だゼ!
ウッカリ仙台に行っちゃった人も、謝りたいので是非劇場にお越しください。
因みに写真は今回の劇場の素舞台。ヨソからの転載です。文句があるならいつでも謝る!

にほんブログ村 サッカーブログ FC東京へ
にほんブログ村

by mokkk | 2013-04-26 12:55 | 演劇

<< 小さな奇跡と落胆 軽くなった空気とともに報告 >>